学校職場はブラックで代わりの教員いなくて大変

 ’24  4/23

 学校はブラック職場として知られるようになってしまった。給料の4%を教職調整額とやらで加算されていて、それが残業代の代わりだといわれている。日本全国働き方改革とやらで教職員も残業を減らせといわれている。ただ管理職からは、「早く帰れ。」と言われるだけで、何一つノルマが減るわけではないし、自宅に仕事を持ち帰るにしても、職場のパソコンにデータは全て保存されていて、パソコンやデータ類を学校外に持ち出すことは原則禁じられており、いやでも学校で残業せざるをえない。何せデータが学校外に流出するとニュースになり、教育委員会まで謝罪することになり、外部持ち出しはえらい責任になる。何か一つでも雑用ノルマを減らせるとよいのだが、うまくいかない。毎年4/1には学校教職員を必要数そろえたとて、それが3/31まで持つわけではない。だいたい年度途中で病気休職や産休育休で数人は減少してしまう。昔なら代わりの教員を見つけられたが、昨今、減少した分の代わりを見つけられない。ブラックで人気がないのだ。それで定年退職した年寄りにまでお誘いがあるが、年寄になってまで、残業やり放題で酷使されるのではつらい。

 そこで提案だが、フルタイム業務ではきついので、時間によるパートで雇用してくれる制度はないものだろうか。例えば半日勤務の1日4時間勤務のパート非常勤教員勤務なら、復帰してもよいのだが。非常勤のパートタイマー教員制度があれば、少しでも学校の助けにはなると思うのだが。

 また教員免許職員を採用しにくいのならば、教員免許が無くても勤められる実習助手や介助員のような制度として、パートタイマーを雇用できるとよいのではないか。教員の仕事なんて、大半は教員免許と関係ない、雑用に追われるので、その雑用をやっていただけるパートタイマーがいれば、かなり残業は減るだろう。例えば、学級会計、おたよりや文書類の清書や印刷・配布、時数カウント、出席簿記入、教材の人数分調達準備片付け等々で、これらの雑用が残業を生む。教員が授業を行っているうちに、これら雑用をパートタイマーがいてやってくれたら助かるはずだ。